内職屋物語 123

最強の裏方カンパニー”

毎週届く 日経ビジネスの表紙”

先日届いた最新号に

でかでかとこのタイトルが！

えっ！

うそっ！

まさか！

ひょっとしてわが社が取り上げられてるの？！

・・・・

思い込みもここまで来ると実現するかも？(笑）

(本気でどきっ”としました、なぜか・・・・）(汗）

取材も受けてないのに掲載されるはずなどなく、

当然、わが社レベルのお話など・・・・・

・・・・

内職産業は、本当の裏方ですもん・・・

・・・・・

「夢は一部上場”」

酔っ払ったら、時々こんなほら”も口にしだす数年前のお話

1994年ごろ

内職屋物語122の続きです

苦心して結束機の説明を終えた私に

頼りのKWさんの冷たい一言・・・・

「私らには無理や”

兄ちゃんにまかせるで！この仕事・・・」

帰り支度もすでに完了・・・

呆然とする私に

「兄ちゃんやったらできるやろうけど、

こら、男の人の仕事やで”

無理して取ってきてくれたのに悪いねんけどな・・」

「まあ、兄ちゃんやったらすぐできるやろ？」

・・・・

「ちょ、ちょっと、そんないじめんといてーな！」

「そら、簡単や、ってゆうたけど、

僕もこれにかかりきっりになれんやんか！」

「他の内職回りで時間いっぱいやねんから・・・」

KWさんの相方のもう一人のパートさんは申し訳なさそうに

俯いたまま・・・

リーダー格のKWさんは、一度決めたら引き下がる人ではありません”

「ごめん、ごめん、

でもこんな事言いたくないけど

やっぱり、こんな機械使ってする仕事は

ちょっと、・・怖いやん”

危ないで”おばちゃんにこれさせるのん！」

「なんか、あったらお父さんに怒られるやん！」

「逆に兄ちゃんにも迷惑かけるで”もし怪我でもしたら・・」

「この仕事の間、家の用事済まして点数かせいどくし、

そしたら、簡単な仕事のときに

また、無理するからなっ！」

「お先！・・・・」

私の言葉を待たずに・・・

すっと、帰ってしまいました・・・・

内職さんの賃金に少し色をつけたぐらいの時給で

朝から晩まで頑張ってもらってるお二人さん・・・

こう言われたらしょうがないです・・・

私の勇み足か・・・

逆に、

的確に判断して、

すっと、自分の意見を言ってくれるKWさんのほうが

年の功？

KWさんなり、いっけん冷たい言い方でしたが

よーく考えて言ってくれてるのでしょう・・・

・・・・

しょうがない！

・・・・・

しかし、私の都合で返すわけにいきません・・・

やろか・・・・

自分で・・・・・

徹夜と、休日出勤でなんとかなるやろ！

・・・・

でも、この機械

ちゃんと使えるのか？(汗）

内職屋物語124に続く”

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