内職屋物語 162

今日もようさん自転車が並んでました”

ざっと20台ぐらい？

弊社専用の自転車置き場”

と、言っても

隣地との

境界にあるフェンス沿いの排水溝の上ですが・・・（笑）

この自転車を見ながら

タバコを一服・・

これがなんか気持ちいいんですよ・・・

まだ、自転車が2台しか並んでいなかった頃

1994年

内職屋物語 162の続きです”

後年、

初代パート主任に就任する

KWさんの自信に満ちたつぶやき・・

半分

呆然としている帰りの車中で

その確信はなんで？

聞いてみますと・・・・

「私ら丁寧にやりすぎてたんやんか”

あんだけ、

ほんま”

ちょっと付いてるだけでいいねんやったら

そら、速いわ！

よう考えたら、前加工やもんな！

本体の扱いの

雑にしていい限度もわかったし”」

・・・・

そうやったんか！

そんなことにも気が付かない

半人前社長”

いや、

内職屋の兄ちゃんでした（汗）

「それだけで、あんだけも

速くできるん？！」

さらに質問しますと・・・

「もっとはよ、見に行くべきやったな！

兄ちゃんの初の現場仕事やおもて

遠慮しすぎたで”

慣れたら、

うちらのほうがはよできる！

間違いないで！大船に乗っとき！

兄ちゃん！

いや、社長！！（笑）」

・・・・

この言葉は一月もしないうちに

わが社の工場内でも

飛び交う電話帳？

いや、無駄な距離を省くため

飛び交うの 〝とび〝位で箱に詰められる電話帳を

実際目のあたりにするようになります！！

夕方には

ノルマ数量を軽々クリアし、

慣れきった手つきで機械を掃除する風景が

日常になっていくのです・・・

・・・・・

こうして

やっとこさ、

MT社からの受注（プラスチック・文具）が

内職・場内作業とも

両輪のように動き出した頃に

早くも次の波が”・・・

冬の訪れとともにやってくるのです・・・

内職屋物語 163に続く

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